ようやく。



8月の水害から1ヶ月ちょっと。
昨日からようやく新しい入居先での生活を始めました。
 
一軒家の荷物全部を一度に運び入れるには入居先が狭く、運んでは片付けの繰り返しだったので、なかなか時間がかかってしまいました。
 
ま、それでも一段落です。
 
 
今回の被災に際しては、当初あまり当事者意識がなく、日々ただただ片付け等をこなしていたのですが、後になるほど「あ、ウチって結構ひどかったのかな…?」と実感するというか、恐ろしくなるというか。
 
でも、そんな状況の中、何も言わずこの避難生活の期間、ご飯や生活の場所を提供してくれた自分と奥さんの両親には心から感謝ですし、知人や友人が早々に駆けつけてくださって復旧作業を手伝ってくださったのも本当にありがたかったですし、心配をして連絡をくれていた遠方の友人が「何か要るものある?」と聞いてくれたのに対して「物はどうにかなるんやけど、こうやって連絡取り合ってたら、みんなに会いたくなったなぁ」と半分冗談で返答したら、本当にみんなで駆けつけてくれたくれたのには、めちゃくちゃ感動したし、めちゃくちゃ嬉しかったです。
 
物としてはたくさん失いましたが、得たものと言うか、改めて繋がりを感じることが出来て満たされた部分もかなりありました。
 
「こんなことがなければ」と思ったりもしますが、これからの日常の中でも、そんな人達と繋がっていられる幸せ、忘れないようにしたいです。
 
 
始まった新生活も、まだまだ以前の通りのペースとはいきませんが、家族みんなでぼちぼちやっていこうと思います。
 
とりあえずは、再出発したということで。
 
 
写真は新しい入居先での最初の朝ごはん。

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